3Hの生活 

トリプルエイチのセイカツ
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母と東京1日旅 根津美術館編

 最近、母がよく東京に来る。
 主に歌舞伎を観劇するためだが、
 それというのも妹Yが歌舞伎にどっぷりハマってしまい
 妹Yに誘われて、以前よりよく来るようになったのだ。

 母にとっても、たまの上京はいい気晴らしになるようで、
 私も色々な所に行けるのはうれしいから、
 できる限りお供をするようにしている。
 最も、母のほうが私の夫に気を使い、
 (母としては実家の親が嫁だけを呼び出して、
 連れ歩くのを良くないことだと捉えているようだ。)
 時々お供を断られる時があるけれど(笑)。

 今回は根津美術館のKORIN展と
 平成中村座の5月大歌舞伎、夜の部を見にいった。

 KORIN展は尾形光琳を特集したもので、
 何でも母によると、光琳の燕子花図屏風と八橋図屏風が
 同時に展覧されるのはとても珍しいらしい。

 浮世絵は好きだけれど、図屏風や茶室の装飾や
 襖絵などの正統派の日本画にはあまり興味がない私。
 それでも、珍しい企画と言われると
 ついつい見たくなってしまう。

 表参道駅で降りて、ハイソサエティーな街並みを
 通り抜けて現地につくと、
 平日昼間なのにものすごい人出!

 見回して一言。
 「老人ばっかじゃん!」(失礼。)

 いや、実際に口に出してはいないですよ。
 でも、見渡す限りお茶やってそうな高齢のご婦人や、
 骨董品が好きそうなおじいちゃんばっかりで驚く。
 やっぱり、尾形光琳ってそういう人達が
 見にくるものなのか・・。
 着物の人も多く、
(これが浮世絵の展覧会だと普段着っぽい着物が多いのだけれど、
 KORIN展では高そうなのを
 シャキッと着こなしている人が多い。)
 見とれてしまう。

 中に入って早速鑑賞する。
 目玉となっている燕子花図屏風と八橋図屏風の他にも
 幾つか伊勢物語のカキツバタの歌の場面を描いたものが。
 「燕子花図屏風しか知らなかったけど、
 光琳てこんなにカキツバタ描いてたのねぇ。」
 と驚く母。
 「よっぽど伊勢物語のこの場面に思い入れが
 あったんだねぇ。」と言い合う。
  
 展覧会会場はそれほど広くなく、
 すぐに燕子花図屏風に辿り着く。
 並び合うようにして、八橋図屏風も飾られていた。

 燕子花図屏風の10年後に書かれたものが
 八橋図屏風、ということなのだが、
 同じカキツバタを描いた屏風絵なのに
 確かに違いがあって面白い。
 並べて飾られてあるので、違いも分かりやすい。

 しかし、正統派の日本画を見慣れていない私、
 そしてそういった美術的知識も皆無なので、
 違うことはわかるけれど、違うからどうなのか、
 ということは良く分からない。

 母の解説をフガフガ聞きながら、
 何となく納得したような気分になった。
 とにかく尾形光琳って後々まで影響を与えた
 凄い人だったんだなぁ。

 美術展後半では尾形光琳の絵を
 まとめて編纂し復活させた酒井抱一に
 スポットが当てられていた。

 そして、その酒井抱一が光琳の絵を元にして描いた
 青楓朱楓図屏風に今回一番感動してしまった。
 (光琳画のものは、失われてしまったらしい。)
 KORIN展に来て、光琳の絵ではなく
 後に描かれた模写に感動するなんて、
 と思わなくもないけど。
 しかしその模写の図屏風の堂々たる迫力に、
 光琳が描いたオリジナルはいったい・・と
 胸がワクワクした。

 根津美術館は純日本風の庭園も見所とのことで(母情報)、
 展覧会を見終わった後は庭に出る。

 広い庭園内を巡っていると、池があり、
 そこにはたくさんのカキツバタが。
 少し時期が遅かったようで花のさかりは過ぎていたけれど、
 先ほど見たばかりの燕子花図屏風そのままの風景。
 
 先ほどまで、薄暗い館内で荘厳な日本画の
 世界のカキツバタを見ていた。
 今は明るい日差しの中、鮮やかな、現実のカキツバタを見ている。
 すごく不思議な気分だった。
 単純にスゴイなぁ、と思うと同時に、
 わざわざ庭園内に図屏風そのままの風景を作るなんて、
 根津美術館を作った人はすげぇ貴族趣味だったんだなぁ、
 昔の金持ちってスゴイなぁと
 下世話な考えが浮かんでしまった。

 庭を一巡りしたところで時間はちょうどお昼時。
 お腹も空いたことだし、本日のメインイベント、
 平成中村座に備えて、いざ浅草へ!

 
【おまけ】  
 根津美術館の話を夫にしたら、  
「根津美術館を作った人って知ってる?」と。 
「知らないよ。」と答えると  
「東武鉄道を作った人なんだよ。」と教えてくれた。 
 マジでモチカネじゃん!! 
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